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窓辺のドリームキャッチャーが、私にくれたもの

新卒で入った職場に厳しいお局様がいて、毎日顔色を伺ってしまう自分に嫌気がさしていた頃。付き合っていた彼氏につい愚痴を言って叱られてから、悩みを他人に話しづらくなって、だんだん不眠症になってしまいました。眠っても悪い夢を見たり、職場でトラブルに遭遇した記憶が再現されたりとさんざんな目覚め。その頃、大学時代の友人が海外旅行のお土産にと不思議なラッキーアイテムをくれました。それがドリームキャッチャー。丸い輪っかの中に放射状の網が張られたものを中心として、鳥の羽根やビーズが飾られたものです。なんでもアメリカインディアンのオジブワ族に伝わる、呪術的な民芸品だとのこと。窓際や入口に吊り下げておくと、悪い夢はその網に絡みとられ、良い夢だけがすり抜けて来てくれる、というお守りなんだそうです。

これって今の私に丁度ぴったりの贈り物だ!と感じました。今の状況を知らない筈の友達が、何となくだけど必然を感じて買って来てくれたかもしれない。このアイテムにはスピリチュアルな力が宿っていて、私を癒し守ってくれるためにお店に並んでいて、友人にサインを送ってるばるここに来てくれたのかもしれない・・・!と、変な方向にドリームが炸裂。だけど、信じる者は救われる、というのは一理ありますよね。それに、後から調べるといろんな色やデザインがあると解ったドリームキャッチャーですが、初めて貰ったそれは私の趣味にぴったりで、いかにも自然を愛し素朴な信仰を守ってきた先住民の魂を感じるような出来栄えだったのです。

私は早速それを窓辺に吊り下げ、毎晩眠る前には「悪夢から護ってね、いい夢を呼んで下さいね」と祈り、朝カーテンを開きながら「おはよう!」と声をかけました。返事はないけれど、誰かが私を見守ってくれている、という感じがして、心が慰められました。それから、部屋の中で声を出したのは久しぶりだな、と気が付いたのです。私は、ほんとうに一人になっていたんだ。家の中では、誰にも、何にも、挨拶するチャンスすらなかったんだ、と気付いたのです。一人暮らしを始めて、自由で楽だと思ってたけど、寂しかったんだと。

アパートでは犬猫鳥類などのペット禁止でしたが、金魚ぐらいならOKとのことで、私は金魚を飼うことにしました。自分を待っていてくれる小さな命に話しかけることで、本当に救われたんだと思います。勿論、それを気付かせてくれたドリームキャツチャーにも、毎日挨拶とお祈りを欠かしませんでした。それは私に、楽しい夢よりもっと良いものを捕まえてくれたんだと思っています。

ご利益を信じる信じないはあなた次第!

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